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3月1~6日は、北海道の留寿都村でスキーオリエンテーリングの世界選手権を開催し、実行委員長を拝命していました。
スキーオリエンテーリングの世界選手権については■最近の活動から■のコーナーでご紹介いたします。
詳細は「現在・今後の活動のご紹介 」からご覧いただけます。
<主催事業>
<先の予定>
3月1~6日は、北海道の留寿都村でスキーオリエンテーリングの世界選手権を開催し、実行委員長を拝命していました。スキーオリエンテーリングはオリエンテーリングの正式種目の一つで、北欧では冬の間のオリエンテーリングとして定着しています。オリエンテーリングの歴史の初期には、フットとスキーの両者区分なく行われていたと思われます。
日本でスキーオリエンテーリングの世界選手権が開催されるのは2回目。ヨーロッパ外ではこれで3回しか行われていませんので、いかに日本がスキーオリエンテーリングの領域で世界に貢献しているかが分かります。昨今の温暖化で、北欧を除くと雪不足に悩むことが多く、それとは無縁な北海道は世界的にも注目されているのです。
スキーOの大会準備は独特です。雪が積もるので、地図自体にはフットOのような準備と精度は要求されません。また積雪があるため、スノーモビルや圧雪車で作成されたトラックを滑りますので、その準備には膨大な手間がかかります。特に比較的気温が高めだが、冬の期間を通じて雪が降り続ける日本では、圧雪はかなりの労力を要求されます。
降雪はレース期日を意識してくれません。今回は二つのレースを終えた3月4日に10cmを超える降雪があり、その日は終日モビルや圧雪車を動かしてトラックの維持が行われます。トラックが完成しないと地図も完成しないので、多くの場合地図の完成は前日、今回は往々にして深夜となってしまいました。また当日の朝にもトラックを踏む必要性がでると、スタート時刻が遅れるという、フットの世界選手権では考えられないような対応が日常茶飯事に行われます。
実行委員長として全体統括的な仕事に従事していましたが、少し余裕のできた5日の朝には、コントロール確認に志願しました。新雪が積もったばかりの森は夏とは違う神秘的な雰囲気で、この森の中を自由自在に滑ることができたら、さぞかし楽しいことだろうと感じました。
積雪による条件の変化もあり、前半は男子はノルウェーが圧勝。5日のレースは一転、フィンランドが男女とも優勝。6日のリレーでは再び男子はノルウェーが1秒差でフィンランドを下し、6番目のゴールまで15秒という接戦となりました。また日本チームでは、パシュートレースで石原湧樹選手が16位と過去にない成果を上げましたが、女子は振るわず厳しい結果となりました。

大会は、豊富な雪のおかげもあり、各国選手から高い評価を得ました。特に添付のスプリントリレーのコースは最後に会場の周りを一周する奇抜なコースで、「これまでの世界選手権で一番いいスプリントリレー」と評価してくれる国もありました。
これらのレースの様子や成績は(https://wsoc2026.jp/comp.html)から見ることができます。
今回のハイライトの一つが、秋篠宮皇嗣妃殿下と悠仁親王に正式にご臨席いただいたことです。2019年以来、妃殿下はオリエンテーリングを私的に楽しまれ、オリエンテーリングの文化にも馴染んでおられました。宮内庁に正式なお成りを申し出て、今回のご臨席となりました。3月6日の世界選手権スプリントリレーのご観戦、閉会式への参加、翌日は子供のためのスキーオリエンテーリングの体験会にもおいでいただき、マップホルダーや地図配布を手伝っていただいたり、子どもたちと一緒に滑っていただきました。両殿下とも楽しそうに子供たちと一緒に滑り、そして最後尾の子供にはアドバイスをしながら、楽しまれていました。
「スキーオリエンテーリング 秋篠宮」で検索すると動画がたくさんでてきます。下はその一例です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f463e4795088ae2e8472b2b25f5a9a68eb17d8b