【M-nop letter+】2026年05月号

今回の会員ブログは簡易版にてお届けします。

 

※お知らせ※

2026年5月17日(日)19:00 〜 21:00

当法人の総会・理事会を実施いたします。

会員の参加の利便性の点から、zoom接続もご準備いたしますので是非ご参加ご検討ください。

(ご欠席の場合はお送りしております委任状のハガキを必ずご投函くださいませ。)

【目次】

■現在・今後の活動■

詳細は「現在・今後の活動のご紹介 」からご覧いただけます。

<主催事業>

  • ナヴィゲーションアスリートのためのトレーニングキャンプ 
  • フォンテインブロー・ロゲイニングin東久留米

<先の予定>

  • 5イベントの予定をお知らせ中

■最近の活動から■

【もう一つの卒業旅行:UKアウトドアの旅②】

 前回に続いてUK卒業旅行のお話し。ハドリアヌス城壁を歩いた後、友人と別れ、スコットランド西岸にあるスカイ島を目指します。

ポートリーと書かれているあたりがSkye島。スコットランド西岸に位置し、インナーヘブリデス最大の島であるが、現在では本土と橋でつながっている。(google mapより)
ポートリーと書かれているあたりがSkye島。スコットランド西岸に位置し、インナーヘブリデス最大の島であるが、現在では本土と橋でつながっている。(google mapより)

 スカイは空のSkyではなくSkyeと綴ります。スコットランド語で大きな鳥を意味するのだそうです。島の形が鳥に似ているからとか・・・。

 

 スカイ島に憧れを抱いたのはかれこれ10年前。UKの登山研修所の研修に参加したとき、ルームメイトと(講習生はツインで初対面の人と同室となる)、UKのアウトドアでお勧めの場所はどこかという話になった時、「そりゃあスカイ島だろう!」という。その時は日程的にもタイトだったので、地図だけ買って帰国しました。

 

 地図をみると一面の荒野、荒々しくも自然豊かな、ほとんどスカンジナビア半島ともいえるような景観が目に浮かぶようでした。

海岸から600m近い山がいっきに立ち上がっている。荒涼とした景観が目に浮かぶ
海岸から600m近い山がいっきに立ち上がっている。荒涼とした景観が目に浮かぶ

 それからほどなく世界はパンデミックに突入します。私も2019年から2024年まで、遠征のない年を過ごしました。遠征で出会った風景や旅の思い出をフリーペーパーに連載していたのですが、そのネタにも詰まって、「妄想海外旅行」としてスカイ島を取り上げました。調べてみれば、その風景はまさに絶景。奴が推奨したのもうなづける。それ以来、スカイ島はいつかは必ず行ってみたい場所となったのです。

 

 スコットランド西岸のインナーヘブリデスに位置するスカイ島は東海岸のエジンバラからはレンタカーを飛ばしても4時間弱。かつてイギリスでもっとも高い有料道路と言われたスカイ橋を超えると、目的地のキリアーキンという町はすぐそこです。街の名前はノルウェーの王ホーコン4世に因んだということですから、文化までスカンジナビア。オリエンテーリングでしばしば北欧に通っている身からすれば、それだけで親しみを感じてしまいます。

 

 翌日はスカイ島の絶景の中を歩く予定を立てていましたが、午前中いっぱいは雨予報が出ていたので、仕方なく島で一軒のウィスキー蒸留所を訪ねました。スコッチのシングルモルトと言えばアイラ島やオークニー諸島が有名です。このスカイ島にもかつては多くの蒸留所がありましたが、現在ではTaliskarという蒸留所が一軒あるのみ。

島唯一の蒸留所Taliskerは人気観光スポットでもある。
島唯一の蒸留所Taliskerは人気観光スポットでもある。

 このTaliskar、「宝島」を書いたスティーブンソンが、「King of Drink」と形容したそうで、蒸留所は島のちょっとした観光地になっています。予約が取れなかった蒸留所ツアーは諦め、建物を外から眺め、ショップと展示スペースでも十分満足。さすがに物価の高いイギリスでは日本で買った方が安いのでウィスキーは買いませんでしたが、Taliskarはその名もSkyeという銘柄を出しています。機会があったら是非飲んでみてください。

地図を見ながらTaliskarのSkyeを飲ると、スコットランド滞在気分が味わえる!?
地図を見ながらTaliskarのSkyeを飲ると、スコットランド滞在気分が味わえる!?

  午後になって島一番の観光地であるOld Man of Storrを目指すものの相変わらず雨、まずは北端を目指して移動するころには見事に晴れ渡ります。ここから先は、言葉より、ぜひ写真を見ていただきたい。Old Man of Storrも見事な絶景。10年近く憧れ続けた甲斐がありました。

Skye島北端の岬の眺め。雨上がりで地面も空も美しい。
Skye島北端の岬の眺め。雨上がりで地面も空も美しい。
Skye島のシンボルOld Man of Storr。2800万年前の火山活動で形成された玄武岩の周囲が浸食されて印象的な岩塔となった。ウェブで、「ここ(スカイ島)に来たらドラゴンとかフェアリーを信じない方がおかしい」と投稿があったが、納得。
Skye島のシンボルOld Man of Storr。2800万年前の火山活動で形成された玄武岩の周囲が浸食されて印象的な岩塔となった。ウェブで、「ここ(スカイ島)に来たらドラゴンとかフェアリーを信じない方がおかしい」と投稿があったが、納得。
最終日は南端の灯台までハイキング。荒野と海の組み合わせが最高。
最終日は南端の灯台までハイキング。荒野と海の組み合わせが最高。

 そのことをフェースブックに書き込んだら、知人が「私が行った時はずっと雨で霧と草原しか見えませんでした。うらやましい!」と書き込まれました。幸運だからこそ見ることのできた絶景でした。

 

 出発地エジンバラでは、土木の世界では有名なトラス橋であるフォースブリッジを見たり、帰りにはハリー・ポッターで魔術学校に向かう列車が通る場面で出てくるイギリスでもっとも古いコンクリート橋であるグレンフィナン高架橋も見るという、土木遺産探求に旅にもなりました。

エジンバラのフォース橋。トラスによる印象的な鉄道橋で、現在はこの上流につり橋と斜張橋の道路橋がかかっている。
エジンバラのフォース橋。トラスによる印象的な鉄道橋で、現在はこの上流につり橋と斜張橋の道路橋がかかっている。
イギリスでもっとも古いコンクリート橋であるグレンフィナン高架橋。帰りの飛行機で見たハリポタにもちょうど登場していた。
イギリスでもっとも古いコンクリート橋であるグレンフィナン高架橋。帰りの飛行機で見たハリポタにもちょうど登場していた。

NPO法人Map, Navigation and Orienteering Promotion

 オリエンテーリング世界選手権の日本代表経験者、アウトドア関係者らが、アウトドア活動に欠かせない地図・ナヴィゲーション技術の普及、アウトドアの安全のために設立したNPO法人です。

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2015年3月のシンポジウムのプログラムと村越の発表資料を掲載しております。

初心者に最適なコンパス、マイクロレーサー