今回の会員ブログは簡易版にてお届けします。
※お知らせ※
2026年5月17日(日)19:00 〜 21:00
当法人の総会・理事会を実施いたします。
会員の参加の利便性の点から、zoom接続もご準備いたしますので是非ご参加ご検討ください。
(ご欠席の場合はお送りしております委任状のハガキを必ずご投函くださいませ。)
詳細は「現在・今後の活動のご紹介 」からご覧いただけます。
<主催事業>
<先の予定>
前回に続いてUK卒業旅行のお話し。ハドリアヌス城壁を歩いた後、友人と別れ、スコットランド西岸にあるスカイ島を目指します。
スカイは空のSkyではなくSkyeと綴ります。スコットランド語で大きな鳥を意味するのだそうです。島の形が鳥に似ているからとか・・・。
スカイ島に憧れを抱いたのはかれこれ10年前。UKの登山研修所の研修に参加したとき、ルームメイトと(講習生はツインで初対面の人と同室となる)、UKのアウトドアでお勧めの場所はどこかという話になった時、「そりゃあスカイ島だろう!」という。その時は日程的にもタイトだったので、地図だけ買って帰国しました。
地図をみると一面の荒野、荒々しくも自然豊かな、ほとんどスカンジナビア半島ともいえるような景観が目に浮かぶようでした。
それからほどなく世界はパンデミックに突入します。私も2019年から2024年まで、遠征のない年を過ごしました。遠征で出会った風景や旅の思い出をフリーペーパーに連載していたのですが、そのネタにも詰まって、「妄想海外旅行」としてスカイ島を取り上げました。調べてみれば、その風景はまさに絶景。奴が推奨したのもうなづける。それ以来、スカイ島はいつかは必ず行ってみたい場所となったのです。
スコットランド西岸のインナーヘブリデスに位置するスカイ島は東海岸のエジンバラからはレンタカーを飛ばしても4時間弱。かつてイギリスでもっとも高い有料道路と言われたスカイ橋を超えると、目的地のキリアーキンという町はすぐそこです。街の名前はノルウェーの王ホーコン4世に因んだということですから、文化までスカンジナビア。オリエンテーリングでしばしば北欧に通っている身からすれば、それだけで親しみを感じてしまいます。
翌日はスカイ島の絶景の中を歩く予定を立てていましたが、午前中いっぱいは雨予報が出ていたので、仕方なく島で一軒のウィスキー蒸留所を訪ねました。スコッチのシングルモルトと言えばアイラ島やオークニー諸島が有名です。このスカイ島にもかつては多くの蒸留所がありましたが、現在ではTaliskarという蒸留所が一軒あるのみ。
このTaliskar、「宝島」を書いたスティーブンソンが、「King of Drink」と形容したそうで、蒸留所は島のちょっとした観光地になっています。予約が取れなかった蒸留所ツアーは諦め、建物を外から眺め、ショップと展示スペースでも十分満足。さすがに物価の高いイギリスでは日本で買った方が安いのでウィスキーは買いませんでしたが、Taliskarはその名もSkyeという銘柄を出しています。機会があったら是非飲んでみてください。
午後になって島一番の観光地であるOld Man of Storrを目指すものの相変わらず雨、まずは北端を目指して移動するころには見事に晴れ渡ります。ここから先は、言葉より、ぜひ写真を見ていただきたい。Old Man of Storrも見事な絶景。10年近く憧れ続けた甲斐がありました。

そのことをフェースブックに書き込んだら、知人が「私が行った時はずっと雨で霧と草原しか見えませんでした。うらやましい!」と書き込まれました。幸運だからこそ見ることのできた絶景でした。
出発地エジンバラでは、土木の世界では有名なトラス橋であるフォースブリッジを見たり、帰りにはハリー・ポッターで魔術学校に向かう列車が通る場面で出てくるイギリスでもっとも古いコンクリート橋であるグレンフィナン高架橋も見るという、土木遺産探求に旅にもなりました。