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オリエンテーリングin朝霧2008

開催日:2008年11月29-30日

共催: 朝霧野外活動センター・静岡県オリエンテーリング協会

協力: NPO法人M-nop

会場: 静岡県立朝霧野外活動センター

11月29-30日開催に開催されたオリエンテーリングin朝霧(朝霧ロゲイニング)は、280名を越える参加者を得て、好天に恵まれ好評のうちに終了しました。

 参加者の中にはオリエンテーリングのナショナルチームのメンバー、トレイルランニングのトップ選手、ロゲイニングの帝王からファミリーまでのいろいろな人々が、朝霧の大自然をともに堪能しました。

 自らのナヴィゲーション能力で大自然を縦横に走り回る朝霧ロゲイニングは来年も11月に開催予定です。また朝霧野外活動センターでは来年9月にトレイルランニングレースを開催の予定です

リザルト・アンケート

最終リザルトとアンケート結果はこちらから。

 

最終リザルトとアンケート

各チームの通過CP番号と通過順(エクセルデータ)
cp_data_up.xls
Microsoft Excel 96.5 KB

イベントの様子

初日29日は、ミニアドベンチャーレースでスタートします。大人のチームからお父さんと娘さんなどの家族ペアまで、約50人の人がセンターの敷地を回る冒険を楽しみました。コースディレクターは、日本を代表するアドベンチャーレースチームのリーダー、佐藤佳幸さん。スタート前の説明です

遠くの上にある文字を読み取るという課題を終えて、いよいよ地図をもらってスタート。チームの半数はMTBに乗れますが、半数は走らなければなりません。親子チームではお子さんが自転車、お父さん、お母さんがランというパタンが多いようです。


最初のチェックポイント。絵図山山頂にある三角点がピントです。

自転車を持ってヤブを抜けた後は、牧草地を走り抜けます。自転車に乗ったチームメートがランのメンバーを待っています。


第二チェックポイントで牛の数を数えた後は、新たにもらった地図で第三チェックポイントを目指します。ただし、第二チェックポイントは地図の外なので、地図に戻るには?オリエンテーリングの元トップ選手のお父さんも迷っています。「お父さん大丈夫?」娘さんが心配そう。

第四チェックポイントは土管の中。見つけられず右往左往したチームも


このレースのハイライトのカヌーセクション。小さな池の中央に浮かせてあるチェックポイントを取ります。ただし、カヌーに乗った人はカヌーを漕いだり、水にさわったりできません。岸にいる仲間がひもをひっぱってチェックポイントにカヌーを誘導します。これがなかなか難しい。「お父さん、怖いよ!」お父さんは、池の周囲を何度も回って、くたくた…

順番を待つ間、前のチームの様子を見て作戦を考えるチーム。


最後は、ユマーリングです。2階からつるしたロープをユマールで3回(大人は6回)登ります。バックに富士山を入れてとると、どこかの山中でクライミングしているような雰囲気に…

夜は、ロゲイニングのための読図とナヴィゲーション講習。ロゲイニングが初めての人も含めて80名以上が参加しました。あしたのエリアにある仮想ポイントを使いながら、実践的にナヴィゲーションの技術を確認しました。


一夜明けると、素晴らしい秋晴れ。晩秋の朝霧が楽しめそうです。

8:50、地図が配られました。これから作戦タイムに向けて、みんなで気合い入れてアドスポマガジンの撮影。


男子組でトップを狙う柳下チーム。今期のシリーズ戦トップを狙う柳下は必勝を期してチームメイトにトレイルランニングのトップランナー渡辺千春さんを選びました。二人は北東の高得点エリアをまず狙う模様。

混合でトップを狙うチーム阿闍梨の田島・宮林ペア。


いよいよスタート。家族組も、躊躇しながらもやぶの中のポイントに。でも、子どもも楽しそう

朝霧特有の涸れ河の中を走る選手たち


ここも涸れ河の奥にポイントがありました。

北東のゴルフ場付近で男子組柳下・渡辺組をキャッチ。相手は5時間、こちらはちょっと走るだけ。ついていけるだろうという甘い目論見はもろくも崩れます。「これで5時間走るのか…」と思うようなスピードで、二人は登りのラフなトレイルをガンガン登っていきました。


そんなトップ選手から家族のほのぼのしたハイキングまでが同じ舞台で楽しむことのできる究極の生涯スポーツロゲイニング。

NPO法人Map, Navigation and Orienteering Promotion

 オリエンテーリング世界選手権の日本代表経験者、アウトドア関係者らが、アウトドア活動に欠かせない地図・ナヴィゲーション技術の普及、アウトドアの安全のために設立したNPO法人です。

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